怖くない、安心の理由

痛くないインプラント治療

一般的に「手術は痛そう」というイメージがありますが、あいば歯科では、口腔外科医として麻酔の経験が豊富な医師が、静脈内鎮静法という麻酔の上で手術を行います。静脈内鎮静法とは、血圧や呼吸を監視しながら、点滴から少しずつ薬を入れる麻酔の方法です。
数分して薬が効いてくると眠くなります。ただし、全身麻酔のように意識がなくなることはありません。会話をすることも可能です。感じ方は人それぞれですが、うたた寝をしているような感覚です。

患者さんの中には、「眠っている間に終わってしまった」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
患者様の声はこちら

インプラント治療が安全な理由

インプラントは外科手術の中でも40年以上の歴史がある、安全な治療法です。ですから、経験を積んだ医師が、万全な体制・設備の下で行う分には、一般的な歯科治療と変わらない、きわめて安全性の高い手術 なのです。

安全にインプラント治療を行うための条件

しかし、一部で不幸な事故が起きてしまっているのも事実です。未熟な医師や、質より量(売上)を求める医師が手術を行った結果、何万件と行われている手術の中のごく一部で事故が起きています。これらは、医師や医院が安全にインプラント治療を行うための条件を満たしていなかったために起きているのです。

では、インプラント治療を安全に行うための条件とはなんでしょうか?

インプラント治療を安全に行うためには以下の4点の条件を満たす必要があります。

1.そもそもの患者さんの状態がインプラント手術を行っても問題ない状態である

2.インプラント手術を行う医師に十分な経験と技術がある

3.インプラント手術を行う医院の設備や体制が整っている

4.インプラントそのものの品質が良い

1.そもそもの患者さんの状態がインプラント手術を行っても問題ない状態である

そもそもの患者さんの状態(体調や骨の状態など)によっては、インプラント治療が向かない場合や、インプラント治療でなくても、問題を解決できる場合もあります。それなのに、質より量(売上)を優先して何が何でもインプラント治療をやりたがる医師は、患者さんの状態を考慮せずに手術を行ってしまいます。すると当然リスクは上がります。

2.インプラント手術を行う医師に十分な経験と技術がある

インプラントに関わるトラブルの大半は、医師が未熟であったために起こっています。患者さんからすると想像もつかないことだと思いますが、歯科医になる教育課程(大学)においては、インプラントに関する訓練を受けることはほとんどありません。また、歯科医によっては、研修〜勤務医の過程においても、ほとんどインプラントの経験が無い方がたくさんいます。そういった歯科医が、インプラントを販売しているメーカーで研修を受けただけで、実際に手術を手がけてしまうことがあるのです。また、インプラント手術は少なくとも200件以上の手術経験が無いと、一人前とは言えませんが、通常の歯科医院でこれだけの経験を積むのは、通常は困難です。さらに、インプラント手術は外科手術ですので、外科医としての知識や経験も必要です。たとえば、神経や血管に対する扱いというのは、外科医の経験がなければ判らないことがたくさんあります。不幸にして起きてしまっているインプラント手術の事故は、こういった「患者さんの体を預かる医師として当然のこと」を知らなかったばかりに起きてしまっているものがほとんどなのです。

3.インプラント手術を行う医院の設備や体制が整っている

インプラント手術には、専用の設備やスムーズに手術を行うための体制が当然のこととして求められます。しかし、医院によってはインプラント手術を通常の治療室で行っていたり、滅菌のルールがあいまいなため、手術中に細菌が入ってしまうということもあります。

このようなことのないように、インプラント手術には、専用の設備やしっかりした体制が求められます。

4.インプラントそのものの品質が良い

インプラントには約100種類以上も種類があると言われています。その中には品質の良いものもあれば、品質のあまりよくないものもあります。
特に低価格のインプラントの中には、医学界でも賛否両論のあるものも多数あります。そのようなインプラントには、手術直後は問題なくても、5年、10年と いう視点でみると、リスクの高いものも多いです。ですから、長期的な実績がないメーカーのものは極力避けた方が良いのです。

以上の4つの条件を満たして行う分には、インプラント手術は極めて安全な手術なのです。

あいば歯科のインプラント治療が安全な理由

1.国内トップクラスの手術経験を持つ口腔外科医

インプラント手術は、通常の歯科医療とは違った外科手術です、そのため、口腔外科医としての経験を持った歯科医が担当するのが理想です。神経や血管に対する扱いというのは、外科医の経験がなければ判らないことがたくさんあります。国内で起きたインプラント事故の大半は、担当医が外科医として経験が浅かったばかりに起きてしまった事故なのです。

当院でインプラント治療を担当している相場隆広医師には、日本トップクラスの口腔外科医とともに、口腔ガン手術などの高度な医療経験があります。また、麻酔経験は250症例以上、入れ歯治療では年間400症例以上を担当しています。これは、一人が受け持った患者数としては、日本一の数となります。

相場隆広 副院長・医師

【経歴】
昭和46年秋田市に生まれる。
函館ラサール高等学校
岩手医科大学歯学部
秋田大学医学部付属病院歯科口腔外科
秋田労災病院
あいば歯科医院

所属学会
頭頸部がん学会
日本口腔外科学会
日本口腔インプラント学会

スタディーグループ
一水会 会長

(さらに詳しいプロフィールはこちら)

2.数あるインプラントの中でも最高級のブローネマルクを使用しています

 低価格のインプラントの中には、医学界でも賛否両論のあるものも多数あります。そのようなインプラントは、手術直後は問題なくても、5年、10年という視点でみると、リスクの高いものも多くあるのです。

当院では、数あるインプラントの中でも、最も歴史と実績のある最高級の品質を誇る、ブローネマルクを使用しています。

もちろん、最高級のインプラントなので高額です。

ですが、当院で採用している治療法「オールオンフォー」は、あごすべての歯(10本)を、4本のインプラントで支える治療法のため、粗悪なインプラントを12本使用するよりも低額で治療が可能です。

インプラント「オールオンフォー」

3.インプラント手術の中でも、極めて体に負荷が少ない治療法オールオンフォー

通常のインプラントで、上あごすべての歯を治療した場合、12本のインプラントが、あごの骨に埋め込まれます。

インプラント「オールオンフォー」

【上下のあごの骨に12本ずつインプラントを入れたレントゲン写真】

通常のインプラントでは10本のインプラントが必要

しかし、オールオンフォーは、12本の歯を4本のインプラントで支えることが可能です。このため、

・そもそも埋め込まれる数が少ないので、体への負荷が低い

・埋め込む本数が少ないので手術時間が短く、体への負荷が低い

というメリットがあります。

インプラント「オールオンフォー」

【オールオンフォーのレントゲン写真】

通常のインプラントでは10本のインプラントが必要

「でも、4本のインプラントで12本の歯が支えられるの?」と不安に感じられるかもしれませんが、これは全く問題ありません。この点について、詳しくこちらをご覧ください

4. 通常の治療室と手術室を完全分離した、徹底的な衛生管理

インプラント治療は、切開、抜歯、骨造成、埋入、ときわめて外科的な処置をします。ですから通常の外科手術と同じように、徹底した衛生管理が必要となります。医院の中には、通常の治療室をインプラントの手術時にも利用しているところもありますが、これは患者さんの安全という点から、あまりお勧めできません。

当院では、専門の手術室を完備し、清潔域と一般域とを区分けすることで、感染症対策を徹底しています。また、手術室は当然、空気、水すべてが滅菌されています。

【通常の治療室と完全に分離された手術室】

通常の治療室と完全に分離された手術室

通常の治療室と完全に分離された手術室

5.インプラント用の特殊な低回転ドリルを使用した高精度の手術

一般的なインプラント手術で使用されているドリルには、毎分800回転の高速設定でドリルを回すようにメーカーの指定があります。これは、ドリルの回転を高速にすることで一定の力で操作できるようにするためです。この速度であれば誰でもある程度簡単にドリルを使用することが可能です。
ところが、その回転数で回すと、骨の状態によってはドリルがぶれてしまい、穴の大きさがインプラントの太さより大きくなってしまうことがあります。

そのため当院では、毎分20〜50回転のきわめて低速なドリルを使用しています。ぶれの少ない低回転ドリルを使用することにより、極めて高精度なインプラント治療が可能になっっています。さらに、足下のペダルを踏む加減で回転数を自由に変えられる装置を用いて、可能な限り繊細な動きを、ドリルの刃先に伝えられるようにしています。また、ドリルが低回転のため、歯科特有の「ウィーン」という音が響きません。

通常の治療室と完全に分離された手術室

通常の治療室と完全に分離された手術室

6.最高品質の医科用CTを使用して骨構造を把握しています

手術の前に撮るCTはインプラント手術ではとても重要です。この目的は大きく2つあります。

1つは、2次元のレントゲン写真ではわからない、立体的な骨の厚みを把握するためです。あごの骨はすり鉢状の形状をしていますので、前からレントゲン写真で見たときは、インプラントを埋め込むための厚みがあるように見えても、横から見ると、途中で骨がなくなっていることがあるのです。ですから、3次元映像で骨の構造が把握出来るCTを使ってインプラントをしっかりと埋め込むスペースが骨にあるかどうかの確認を行います。

2つめは、CTを見て、あごの骨の密度がどれくらいかを確認するためです。インプラントを入れるための穴の大きさは、骨の密度によって微妙に調整する必要があります。つまり、インプラント治療においてはCTを見てどのくらい骨の密度が正確にわかるかが重要になります。

インプラント治療に使用されているCTには、医科用と歯科用のものがあり、通常の歯科医院では歯科用のCTを使用しています。しかし、歯科用のCTは骨の密度を計測するのには適していないため、正確な骨の密度が測定できません。

これを解消するためあいば歯科では、様々な最新鋭の検査設備を保有する秋田メモリアルクリニックと提携し、歯科医院でありながら医科用CTで骨密度の測定検査を行っています。この医科用CTは骨の量を検出することができるので、歯科用CTよりも正確に骨密度を計測できます。

7. 患者さんがリラックスできる服装

医師の白衣は、見るだけでも少なからず緊張するものです。本人が気付かなくても、血圧が若干上下する方もいらっしゃいます。インプラント手術では外科的な治療を施しますので、血圧のコントロールが欠かせません。そこであいば歯科では、スタッフ全員が、衛生的に消毒された明るい色のポロシャツを着用して勤務しています。白衣恐怖症の患者様にも、安心して治療を受けていただけます。

【スタッフ全員が明るい色のポロシャツを着用しています】

8. インプラント以外の治療も日常的に行っています

インプラント治療は、様々な歯科医療の一部分に過ぎません。インプラントを必要とする患者さんは、そもそも、虫歯や歯周病など、なんらかの疾患を持っていることも多いので、「インプラント専門」だけではなく、総合的な歯科医療が出来る医師のもとで治療を行う必要があります。あいば歯科では、インプラントだけではなく、入れ歯や差し歯、ブリッジ、虫歯治療や矯正など、総合的な歯科医療の視点で、患者さんに最適な検査、治療、提案をしています。

インプラント以外の治療も日常的に行っています

インプラント以外の治療も日常的に行っています

9. 海外からの最先端の情報収集と学習を怠りません

日本は、歯科医療という面でも、情報の遅い国です。海外では標準的となっている治療法でも、日本で浸透するには数十年を要することがあります。特に、インプラントや入れ歯などの高度な治療を行う場合は、最新の情報収集が欠かせません。あいば歯科では、医師全員が常に海外の最新論文に目を通し、治療経験や研究を元に、学会での発表などを定期的に行っています。

【学会での発表に使った資料の一部】

専門的でわかりづらい話ですので、もしご不明な点や、ご不安がありましたら、お問い合わせ頂くか、一度初診をご予約下さい。

初診の場合は、まずは通常の保険診療として、患者様の状態を正確に把握した上で、インプラントに限らず、最適な治療をご提案します。